シューティングゲームの競技者の方から射撃用の度付きシューティンググラス作成のご依頼です。
これまではメガネでプレイしていましたが、スポーツサングラスの視野の広さ必要と感じ、対応してくれるお店を探していました。
というのも、お客様は強度近視でメガネ度数が強く、スポーツサングラスでの度付き作成は無理だと言われていたからです。
そんな時、SNSでサンプラスを見つけ今回のご来店となりました。
これまでサンプラスでは強度数でありながらも、サバゲー用の度付きシューティンググラスやロードバイク用の度付きサングラスなど作ってきました。
ただ、全て対応できるわけではありません。
メガネ度数、フレームデザイン、アイポイント、お顔の形など、いろいろな要素が噛み合う必要があります。
まずはお客様の視力測定しお客様のメガネ度数を確認しました。
近視と乱視を合わせて-7.5D、確かに強度数です。
しかし、レンズ選定によっては作れないことはありません。
シューティンググラスは、競技者にとって非常に重要な装備品です。
正確な照準と視界のクリアさは競技の勝敗に直結するので、レンズ度数の設定と使用レンズの選定がカギになってきます。
対応できるレンズの中で、ご提案したのはICRX NXTレンズの「PLUS VARIA(プラスヴァリア)」。
ピンクを基調としたハイコントラストレンズで、視認物を際立たせ、場所に影響されず安定した視界を提供してくれます。
強度数にも対応しており、以前スティールチャレンジのプレイヤーの方にお作りした時にとても評判が良かったのでご提案しました。
NXTレンズは色収差が少なくクリアな見え方もポイントの一つで、スコープやドットサイトだけでなく、アイアンサイトでも精度の高い照準を合わせが期待できます。
実際にサンプレンズで確認したところ、とても見え方を気に入っていただき、このレンズで作成することにしました。
フレームはお客様が持ち込まれたOAKLEYのレーシングジャケット。
ずいぶん前に廃盤になったモデルですが、まだまだ根強いファンがいる人気モデルです。
お顔に合わすとノーズ部分とレンズ角度に不安がありましたが、十分調整が可能だと判断しこのフレームで作ることにしました。
不安はもう一つあります、それはレンズの厚み。
強度数の難点として”レンズがとても厚く”なります。
フレーム形状に合わせてレンズを作成するとレンズが厚くなりすぎて使用感に影響が出てきます。
シューティンググラスに使用するフレームは、快適な装着感と激しい動きでもズレない安定性が求められます。
レンズは厚みを極力抑えるためフレーム形状とは異なるカーブレンズを使用し「スマート加工」で仕上げました。
そのため、フレームの前部にレンズがはみ出てしまいますが、フレーム内部のレンズ厚が収まるのでレンズの厚みを機にすることなく競技に集中できるようになります。
さらにレンズ端に曇り予防のために空気穴(ベンチレーション)を施しました。
その後、一度使用してみてフィードバックをいただき、ノーズパッドのカスタムとフィッティングを行い再調整しました。
使用感がかなり改善され、より競技に集中できるようになったと嬉しいお言葉をいただきました。
お役に立てて良かったです。
さらに良い結果につながるように願っています。
S様、この度はありがとうございました!!
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【射撃用度付きシューティンググラス】
■フレーム
OAKLEY Racing Jacket
お客様持ち込み品
■レンズ
ICRX NXTレンズ 5c
PLUSVARIA(プラスヴァリア)ピンク調光
■ベンチレーション加工
■ノーズパッドカスタム
■加工代
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